私たちは革の独特な性質をもとに、折り、縫製、結びなどの加工の可能性を探求。造形的な美しさと機能との調和の可能性に焦点を当てています。
1. Material
製品を構成する革、金属などの特性を反映したデザインを追求。最も自然な加工方法を通じて、素材そのものがデザインの一要素となるような方法を研究しています。
2. Less is more
無意味に通用する装飾やパターンの使用に疑問を持ち、その必要性を再考。製品のシルエットで表現される形と比率、色、コントラストと統一といった基本的な造形要素を通じて本質的な美しさを表現します。
3. Balance
私たちが大切にするのは、素材本来の魅力、造形的美しさ、機能の調和です。時間や場所、流行の変化などに左右されない、主体的な美しさを提案し続けます。
1. Detail
ディテールのちょっとした変化がバッグ全体のフォルムに影響し、デザインを決定づけます。そのため私たちはカットや縫製などの基本的な方法にも疑問を持ち、目的達成のために常に新しい可能性を模索します。
2. Function
機能の歴史と認知心理に基づいたユーザビリティの探求を通じて、機能改善の可能性を探ります。まずは機能を優先し、のちに美学との合意点を求める。それが私たちの哲学です。
1. 妥協のない素材選び
私たちは素材の選定に多くの労力を費やしています。革は原皮から厳選し、染色の仕上がりまでを吟味。さらに、そのほかの小さな装飾品や補強剤を選択する過程まで、私たちが望む最高の品質を実現させるためにより良い選択がないかを模索し続けています。
2. 細部へのこだわり
グラフィックデザイナーであるノ・ドンギュンが持つ1mm、1pxを扱う繊細なグラフィックデザイン能力を基に、微妙な造形的差異を反映した精巧なデザインを追求します。 シンプルでいながら特別な美しさを実現させるための欠かせない作業です。
3. クラフトマンシップ
経験と知識が豊富な熟練の職人たちとの協業を通じ、時代を超えても価値を失わないクオリティを実現。数十年以上のキャリアを持つクラフトマンのプライドが製品の本質的な魅力を支えています。
4. プロのデザイナー集団
ROH SEOULはクリエイティブ・ディレクターであるノル・ギョンを筆頭とするデザイナー集団「スタジオロ」が手がけるブランドです。「スタジオロ」はポストモダニズム時代の純粋美術の流れに影響を受け、伝統的なデザイン思想を継承している集団。グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、インテリアデザイナー、コスチュームデザイナー、美術家など様々な分野の専門家が協業し、既存の価値観を超えたデザインを提唱しています。